2007/05/23

THE RE-MATCH.

遂に、明日、ファイナルです。06/07 シーズンでもっとも重要な日。
まぁ、ミランにもリヴァプールにも特別な思い入れはないけど、
チェルシー vs マン U にならなくて心底良かったって思ってるし
(FA カップじゃないんだから!)、
個人的には一発勝負のファイナルよりもホーム & アウェイで
ガチンコな準決勝までのほうが好きなんだけど、
まぁ、そうは言ってもチャンピオンズ・リーグのファイナルだし、
しかも、あの試合のリマッチってことなんで、もちろん見応えは十分なわけです。



で、見所は、もちろんカカー。
だって、今、世界最高のフットボーラーだから。
ロナウジーニョでもなく、クリスチアーノ・ロナウドでもなく、
カカーですから。世界最高のプレーヤーは。
もちろん、ロナウジーニョもクリスチアーノ・ロナウドも上手いし、観てて楽しいけど、
カカーはちょっと次元が違う。
個人的にはデコも相当評価が高いんだけど、カカーと比べるとちと弱い。
もちろん、カカーは上手くて、強くて、インテリジェンスがあって、
気持ちも強くて、ダイナミズムもあって、
しかもイケメンで、奥さんも超カワイくて、性格も良くて、お坊ちゃんで、
最近はアルマーニのモデルとかまでやっちゃって(しかも似合ってて)…、
といい点を上げればキリがない、憎たらしいくらいの出来過ぎくんなんだけど、
そんなことよりも、なんていうか、カカーだけ、次元が違う、
文字通り異次元にいるように見えるの。
ひとりだけ、時間と空間のスケールが違ってる、っていうのかな。
他の選手とは違う時間軸、違う空間でプレーしてる感じ。
時間と空間を自由自在にコントロールしてる。
こういう選手って、オレがリアルタイムで観た限りでは他には思い浮かばない。
なんなんだろ、コイツ。マジで。超不思議。わけわかんない。
フットボーラーとして、今、イチバン興味があるプレーヤーです。
そんなカカが世界最高峰の舞台で、因縁の相手とのゲームとくれば、
見逃すわけにはいきません。






ちなみに、日本のアホなメディアは、ベッカムだのトッティだの、
ちょっとルックスのいい選手をすぐに「王子」だの「貴公子」だの、
「意味わかって言ってんのか?」みたいなことを平気で言いますが、
正真正銘の「貴公子」はカカーです。

「貴公子」は

 (1) 身分の高い家柄の若い男子。貴族の子。
 (2) 気品高く、風采にすぐれた男子

  って意味らしいんで。

両親は医者でわりと(かなり?)お金持ち(出身がブラジリアだからね)で、本人は敬虔なクリスチャン。
嫁さんの母親はブラジルのブラジルのクリスチャン・ディオールのオーナーで、
サンパウロの最高級ショッピング・エリア、オスカー・フレイリ通りの
商店会の会長でもあるときたもんだ。